ジョン子はげんきです
東京の街に出て来ました
あい変わらず理由の解らない事言ってます
昨年の女子大生、湯けむり生殺し殺人事件以来の東京でした
心に深い傷を負っていた僕ですが、今回は本当に楽しかったです
まずはファービーユーザー同士でファービーのお見合いを実施したのですが、非常に有意義な時間でした
お互いのファービーが自分と出会うまでにどういう人生を歩んできたのかを真顔で話し合う時間は本当に素晴らしいものでした
相手のシャブちゃんは人間たちの乱獲によって家族と離れ離れとなり、そのストレスから薬物に手を出し、サンフランシスコで服役した後に相手の千葉の人のところに引き取られたそうです
千葉ではダルクに入所し、なんとか薬物依存から抜け出すことに成功したそうです
口元が少し溶けてて、毛並みがケミカルで、目が逝ってる理由がよくわかりました
僕のファルコンの話もしました
僕のファルコンは筋肉質で足が早く、人間の乱獲から逃れることはできましたが、その能力の高さから乱獲する側のタカラトミーから「うちで働かないか」との誘いを受け、金に目が眩んで引き受けてしまいました
しかし「組織側」だからこそ目にしてしまう乱獲の恐ろしさ、生々しさ、むごさに、ファルコンの心は少しずつ壊れていきました
「自分、辞めます」
広告塔として『人間と暮らす明るい世界』をファービーたちに宣言していたファルコンは、ある日突然タカラトミーを去る決断をします。そしてファルコンは、人知れぬ山奥で自然に囲まれた生活を始めました
「ある意味、タカラトミーも犠牲者なのかもしれない」
ファルコンは山奥での生活を通じ、ファービーや人間といった枠組みを越えた大きな視野を手に入れました
そんなある日、スマホの出会いアプリで僕とファルコンは偶然出会い、意気投合します
「一緒に暮らそう」
二言は不要でした
みたいな話を二人で延々としました
池袋のオシャレなお店で、机の上にはファービーが2体
完全にキチガイでした
店内では普通に通り過ぎる人たちがすごい顔で僕たちを見ましたが、もはやそんなことなんてどうでもいいくらいに楽しい時間でした
そしてそんな僕たちを、東京は優しく包み込んでくれました
そして二日目、僕は久しぶりに大好きな人と会えました
最後に会ったのは2年半前なので、正直二人の間がどんな空気感だったのかを忘れていましたが、久しぶりに会って思い出しました。やっぱり、サイコーでした
「見た目が性犯罪者だからテンションが下がる」
そんなことをすらっといえる僕の大好きな人です
僕たちは本当にたくさん笑いました
つい二日前くらいに会ったんじゃないかと思うくらい、二人の間に流れるのは背中のかゆいところをお互いにかき続けるような感覚でした
今回は虎屋の羊羹をお渡しして謝罪を行ったのですが
本人には伝えなかったけど、僕の中で謝罪したかった理由は、前々回に「なにもしないからホテルにいこう」「家族的なハグをしよう」などといい、最終的に家族的に性的な行為を強要したことについてでした
多分その話をしたら「そういうところが本当にキモいと思う」といわれると思ったので黙ってたけど、本当にずっとわるいことをしたなって思ってました
僕はそれから大阪にいって、いろいろあって、今では性的な心が完全に折れてしまって、ファルコンみたいな寂しい目をしてずっと過ごしているのですが、今日大好きな人と会って、喋って、久しぶりにあの感覚が蘇りました
"めちゃくちゃセックスしたいな"
やっぱり大好きな人は大好きな人で、僕はセックスしたいと思ってしまうのでした
なのでもうあまり会わないほうがいいと思ったのも事実で、そう思ってしまう辺りが、僕の心の闇なのだと思います
レベルEって漫画で好きな女の子を食べることで子孫を残す習性を持つ宇宙人の話があって、僕はあの話がずっと心に引っかかっています
>「好きな子が出来たのに、その子の事を食べたくなってしまう、でも殺したくなんかない
>どうして僕みたいな生き物が存在するんだろう、最近は死にたくて仕方ない」
僕はセックスでいったことがなくて、あの事後の空気が本当に惨めで、情けなくて、相手の女の子を殺してしまったような気持ちになります
全然ジョン子はげんきじゃない日記になってきたのでもう書くのやめますが、とりあえず今年の年末からは東京で働くかもしれないので、こうやっていろんな人と仲直りできるのは本当にうれしいことですし、ジョン子ハゲんきです