ご無沙汰してます。

 

役職が上がれども、我が暮らし、楽にならず、じっと手を見る

 

そもそもこの会社は給料が低いし、退職金も低い

 

なのに不安定で、将来まともに生きていけるのか、不安しかない

 

はっきりいって異常だ

 

銀行員を辞めて、今年の春には年収が倍になる一流企業からの転職の話も断った

 

なぜなのか、その先の人生が楽しそうじゃなかったからだ

 

元銀行員、一流企業の転職の誘いを断る。聞こえはいいかもしれない

 

けど僕から見えていた未来は

 

終わってる街で終わってる愛想笑いを振りまいて、理不尽なストレスから自分が崩壊していく未来と

 

男に囲まれ、夜勤をし続け、残業をし続け、お金はあるが愛のない、満たされてるようで満たされていないおじさんになる未来だった

 

だから僕はその道から外れて、何も見えない道に進んでいっている

 

正直いってちびりそうなほど不安だし、未来が見えないことに希望を見出す以外にこの道を進むメリットなんて本当にないと思う

 

見える安定した未来より、見えない不安定な未来に可能性を感じてしまう自分がいる

 

これは一種の病気なのかもしれない。でも無理なんだ。見える安定が。

 

だからもしかしたら、今の会社で未来が見えたとき、そのときは僕がここを去るときで、そのときにはもう何もかもが手遅れになっているのかもしれない

 

来年30になる

 

正直いってやばい。若いから何とかなるだろうという時期は終わる。じゃあ今の僕に何が残っているのか、何も残ってはいない

 

どこでも通用するビジネスパーソンになりたい?

 

そんなの後付けの理由だ

 

僕はただ、見えない未来が見たいだけなんだ

 

それを人は馬鹿だというのなら

 

はっきりいって僕は馬鹿だ